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特別養護老人ホームの入居条件や申込み方法

施設に直接申込みを行う必要あり

【入居対象者について】

特別養護老人ホームの入所対象者は、寝たきりや認知症が進んだ状 況など、在宅生活が難しい者です。短期間入所のショートステイを除き、要支援の人が予防給付を受けることはできません。入所者に対する基準も厳しくなっており、新規入所者はやむを得ない事情などを除き原則「要介護3以上の高齢者」に限定されています。

入所待ちの要介護者全体に占める要介護3以上の者の割合は、以前に比べ増加し、中でも在宅の重度者に関する問題は非常に深刻化しています。そのため、現在では、介護の度合いや認知症が見られるか、または介護者の生活内容や経済状況などを考慮して判断されています。

つまり、これまでは入所ができなかった場合でも、親の介護度合いが悪化した場合など、状況が変わった場合は再申込みの手続きを行う方法が効果的です。そのためには、常に親の状態を正確に把握しておくことが重要であり、定期的に診断を受けておく必要があります。

複数の施設に申し込める

以前は申込みを行った順に入所をすることができるシステムを取っていました。しかし、現在では各自治体や入所を希望する施設が設けた要件に合致しているかを判断し、その中でも特に早急な入所対応を要する者から優先的に入所が認められます。

また、申込みは同時に複数の施設に対して行うことができるため、 第一希望、第二希望と複数の希望施設がある場合は、入所への確率を上げるためにも複数申込みを実施する方法が効果的です。

よく、「特養への入所は難しい」と言われがちですが、この複数申込みの方法を取る希望者がいるため、地域によっては想像より早い時期に入所の順 番が回って来るケースも見られます。

さらに、居住地とは異なる場所にある施設に申し込むことも可能であるため、近辺に希望する施設がない場合や空いている施設がない場 合は、対象エリアを広げて検討するとよいでしょう。

居住者が集中する都心部では空きがない場合でも、郊外や地方ではすぐに入所できる可能性があります。ただし、居住地を離れた場所で地域密着型介護老 人福祉施設入所者生活介護を受けることはできないため、注意が必要です。

入居の申込は、担当のケアマネジャーを通して行うこともできるた め、申込や施設選びが難しいと判断したら、積極的に相談することも 必要です。

入居できるかどうかの審査は点数制

実際に特別養護老人ホームへ入居ができるかどうかの基準は、早い者勝ちや運任せではありません。
原則として、入所にまつわる審査基準は各自治体や施設により異なります。入居判定には点数制のしくみが取られている場合が一般的です。点数制とは、入所希望者の介護度合いや年齢、認知症の進行具合や介護を行う家族の環境などの要素に 対して基準に合わせて点数をつけ、合算した数値で判断する方法です。

点数制度の例

たとえば東京都新宿区の場合、合計で100点満点となる入所調整基準が設けられています。点数が大きくなるほど、入所する必要性が高いとみなされることになります。

この基準の項目を大きく分類すると、入所者の状況、介護者の状況の2種類に分けられます。
そのうち重視度が高いのが入所者の状況(60点満点)で、要介護度・年齢・認知症の場合の日常生活の自立度という3種類の判断項目があり、それぞれ点数が設けられています。一方、2の介護者の状況(40点満点)の場合は、要介護の認定以来の在宅介護継続期間や在宅における介護サービスの利用状況、介護者をとりまく環境、住宅環境(介護仕様にリフォームができるかなど)という4種類の判断項目が設けられています。

具体的なケースにあてはめると、「要介護4 (10点)、80代(3点)、 日常生活自立度はIV(5点)、在宅期間が5年以上(5点)、在宅サービスを8割以上利用(10点)、介護者たり得る者がいない(20点)、住宅改修が困難(2点)」という場合には、合計85点と高得点になりますので、入所できる可能性が非常に高くなるでしょう。

なお、細かい項目や点数については、自治体ごとに異なっていますので、必ず管轄の自治体に確認するようにしましょう。

特別養護老人ホームの入所までの流れ

・施設見学をする(特養へ直接問い合わせる)
必要書類を揃える
※入所申込書、介護保険被保険者証、サービス利用票の写しなど 入居を希望する施設に直接申込書を提出する

・施設の入居待機者リストに登録される
※入所の候補者になるまで順番を待つ。
施設から直接連絡が入る→施設側の審査「健康診断・面談等」を受ける→入所が決定する。